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「官能短歌・性愛短歌・エロ短歌」といわれる色事を主題に啾(な)き疼(うず)く濡れ場を詠んだ愛の和歌とその官能短歌による歌物語
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一 耳裏に乱る
宵ふくるほどに、昭雄酔ひたるにか、復縁の話もままならぬにか、馴染みたる頃合を見計らひ、
 面影の立ちて夜毎に熱く燃え悶えて果つはまぐわひの夢
と春香の手取りて、「もはや我慢なりませぬ」としゃにむに引き寄せる。
なりませぬ、それは身勝手な振る舞いでせう、と拒むものの、
 いやいやはいつもの君の言の葉ぞいじらしくとも可愛き仕草
 濡れもせぬわが身を抱きて何すれぞ想ひ果てしもむなしからまし
それならば湿らせましょう、とて昭雄は口吸ひて舌にて春香の舌をもてあそぶ。
その日、春香は裾に桜散る絵模様の着物に臙脂色の帯を締め、髪を結い上げてゐしが、脇の八つ口から手を入るるや、やわらかき乳房をやさしげに揉みたり。身を硬くしてゐしもその扱ひの優しきに拒めるこころ萎えてやがて春香の口より甘ひ吐息の漏れて、乳首ツンと立つに、
 懐かしきなが手が揉めば乳首にも喜び求む硬き色出づ
と観念したる思いより「やさしくしてよ」といふ。昔馴染みて厭ふにはあらざりしゆえなるか。
昭雄乳揉みつつも、舌の春香の顎の裏から耳たぶへ、さらに耳裏にねっとりと這ふは、春香の感ずる部位を夫婦生活のうちに極めゐしゆえならむ。
乳房揉まれ耳裏弄られてやがて疼きに絶えられぬかの春香の口より甘き声漏る。
「あぁそこはだめ、ね、おねがい、ぁもういいわ、あぁ」とは、歌にすれば、
 舐られて疼く耳裏さらにまた疼き広がり心地よきかな
とはならむ。
 乳を舐め乳首硬きをやさしくも舐らばさらに心地よからむ  
といへば、春香体弛め男の手にて襟元ひろぐをゆるせり。
帯弛めずも長襦袢ごとぐいと引上ぐれば胸元広がりて豊かなる乳房顕われしに、昭雄は指で乳首をついと掴みて優しく捻じり左右に揺すり、もう片方の乳首は舌にて捏ね回し、余れる手にて耳中耳朶を弄ぶ。
 わが耳を舐め弄ぶ懐かしき君の仕草に幸蘇る
「ぁ思い出します、あなたとの最初のとき、乳首が硬くなって感じたのにびっくりしたこと。」
「あのころと比べるとお乳がずいぶんふっくらした。柔らかくて気持ちいいよ。」とて口吸えば、先には拒みて昭雄の舌にも応えぬままなるも、春香甘き口開き、昭雄の舌受け、自らも舌絡ませねぶり吸ひて応ふ。
 豊かなる乳房を揉みて心地よき君がかんばせ見るが喜び
さらに乳房鷲掴みして荒々しく揉み、露なる乳首に歯立つれば、喘ぎ高まりて悶え、「ぁぁそんなこと! いゃ、いや~ん」と声漏らし身悶ゆるはいじらし。
 


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