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「官能短歌・性愛短歌・エロ短歌」といわれる色事を主題に啾(な)き疼(うず)く濡れ場を詠んだ愛の和歌とその官能短歌による歌物語
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写真に見入ってベットの縁にもたれている郁代の前に英二は身をかがめると「見せて!」という。
郁代が「えっ、写真?」と顔を上げると、英二が股間に顔を向けている。 
この三日の旅ですっかり英二に馴らされた郁代は「もう、えーちゃんたら!」と言いながらも、ニッコリして、少し股間を広げる。

英二は見つめ、「ステキだよ 郁代! そそるよ!」と言って、口を近づけ、そっと舐めあげる。

「いっぱいやさしく舐めて! えーちゃんに舐められるとすごく感じちゃう!」と郁代は英二の頭を撫で抱える。
ピチャピチャ…クチュクチュ…郁代の反応を愉しむように英二は彼女の顔をちらちら見つめながらクンニを続ける。
クリトリスを口に含みチュパチュパと吸い、割れ目を舌で何度も往復する。
「あぁっ…すごくいい! えーちゃん! もう…イッちゃいそう…」

  今日もまた性技の中に溺れいく あなたの望む女に変えられ

巧みな舌遣いに郁代の秘部からは淫靡な音が聴こえてくる。
郁代はもう絶頂を迎えるような気分になる。やがて、英二の舌が勃起した淫核をゴリゴリと転がしているとき、指がその濡れた割れ目へと進入する。

  発情の匂いを求め舐めあげる君のくちびる甘き感触
    
指が襞を掻き分け、擦り、押し付け、奥のGスポットを掻き上げる。指はひだを大きくまくり上げ、指の根元まで深く挿入される。
指がグイッと押し付けていたかと思うと、また擦りながら抽送を繰り返す。
くちゅっ、くちゅちゅ…ぴちゃりっ、と、さらに愛液を滴らせる秘部からは、愛液の混ざる音が響く。

  ほとほとと垂れる愛液すすり上ぐ 音を恥じらう君の声よき

「はぁ…はぁ…ダメ! はぅっ…いい! イクッ!…はぁぁぁ…イッちゃうぅーーっ! えーちゃんっ! っ!」
英二の顔を両手で掴み、舌先に淫裂を押し付けるような体勢のまま、郁代は身体を仰け反らせる。
指を抜き取り、濡れたひだを、大きく広げて、英二は「見てごらん……ぴくぴく、してるよ!」と郁代の顔を覗き込む。
すっかり柔らかくなった膣の入り口が、ひくひくとうごめいて、とろり……と透明な蜜が溢れだしてくる。
 
  よがり泣く声を媚薬に君を責む ゆがむ顔撫で乳首摘まみて

身を投げたすようにして伏せると郁代は「えーちゃんのいじわる!」と顔を隠していたが、むくっと起き上がって、「今度はえーちゃんの番だからね!」と英二のモノに襲いかかる。

郁代はいきり立った英二のモノを握ると、四つん這いになり、
「どうしてほしいの?」という。
「ゆっくり味わって!」という英二の答えに「ふふっ、ゆっくりじっくりがいいのね! じゃ、タマタマから!」と袋を掌に載せて皺を伸ばすように擦る。撫ぜていたかと思うと舌を這わせ、口に含む。口の中でタマがぬるっと動く。
親指と人差し指が竿の根元を締め付けグイッと腰に押し付けられている。
それから、郁代はしごきにかかる。しごくのは竿の部分で、亀頭には触れもしない。
しばらくして鈴口から透明な液体が滲み出る。郁代はそれを指先でツンツン撞くように亀頭に塗り付ける。
それから舌をエラの周囲にはわせる。舌でなめ続けた後で口に含み、亀頭を頬の内側にこすり付け、奥へ押し込む。

英二の口から「ぁ! ぁ!」と気持ちよさそうな声が漏れ、腰が突き出され、郁代の喉の奥が撞かれる。
「はふぅ…んむっ……」と声を漏らしながら、亀頭をねぶるねっとりとした舌の動きが繰り返され、それと一緒に竿を握りしごく手の動きが激しくなる。
英二は郁代のそんな愛撫に酔いしれる。
「すごくいいよ! いっちゃいそうにいい!」
魔羅がさらに固く膨らむ。

郁代は口から離すと、英二の怒張したモノで自分の頬を撫で、乳首を撫でる。鈴口から漏れ出る愛液が頬を乳首をぬるりと濡らす。 
「はぁん! えーちゃん…もう…」
「どうしたいの?」
郁代はもう限界にきている。目の前の雄々しく聳え立つ英二の肉棒が欲しくてたまらない!
英二はそんな郁代の気持ちを察していても、わざと焦らすように答える。
「ねぇ 我慢 できない!」と郁代が催促しても
「何が我慢できないの?」と、英二はとぼける。
「欲しいの! もう…頂戴!」
「何が欲しいか言ってよ!」なおも郁代を焦らす。

  指だけじゃぁ物足りないの 欲しいよ お願いだから太い貴方を

郁代は恥ずかしくてたまらないが、我慢できず「えーちゃんのおちんちん! いれて!」と言って既に天井の方を上向いてその時を待っている魔羅を握り締める。
「じゃ、郁代が上から自分で入れて!」
我慢できない郁代は英二に跨り堅くなった魔羅を右手で軽く握ると、濡れた淫裂にあてがう。そして、入ってくる感触を愉しむようにゆっくりと腰を下ろしていく。

先っぽが入る。半分まで入る。そこで止めて軽く揺する。
郁代の口から喘ぎ声が洩れる。

「えーちゃんスキ!」 
郁代は腰を前後に振りながら魔羅を奥へ奥へと導く。
魔羅の先を、奥の壁が暖かく包み込むのがわかる。
「あっ、あっ、はんっ、あぁ…、いい!」
郁代は英二の胸板に手を乗せると淫らに腰を振る。
英二も郁代の張りのある胸を下から揉みあげる。
「あぁんえーちゃん感じちゃう!乳首を…乳首を摘まんで…お願い!」

  満ちきたり引きては寄せる欲情に乳首を吸ってと君は悶える

英二は、固く尖った乳首を指で摘まみ、円を描くように腰を廻す。郁代の腰の淫らな動きは激しさを増す。
「あんっ…あんっ…凄い! 感じちゃうぅ!」
郁代のほうが英二を犯しているような腰使いになる。
英二も、腰を突き上げ上下に何度も揺すると、その度に郁代は甘く、喜びの声を上げる。
恍惚として郁代の瞳が潤み、唇は開いたまま「ぁ ぁぁ あぁ!」と漏らす。
英二の目には郁代の揺れる白い胸、綺麗なラインの太腿、そうして、大きく開かれた両足の間で繋がり抽送の度に音立ててうごめく秘部が見える。

次第に英二も快感を高め、何度も郁代の腰を持ち上げ、その数だけ何度も腰を下に引き寄せ奥まで貫く。
「あんっ あんっ 凄い! あぁん もうイキそう!」

英二もイキそうな気になってしまったのか
「入れたままでぐるっと回って向こう向きになって!」と気分を変えようとする。
言われるままに、英二に跨ったまま反対側を向くと、英二が腰を突き上げる。

「あっ 凄い! 奥の違うところ撞くみたい! いい! これいい!」
逞しく反り返る肉棒に突かれ、郁代は初めての悦びを味わったような気がしている。そして、自分がセックスに対して貪欲になって、もっと乱れたい…もっと濃厚なセックスに酔いしれたい…もっとえーちゃんの感触を味わいたい…という思いが深まっていくのを感じる。

  今一度さらにも一度と求め合い食(は)み合いエロスなほもつきざる

「そのまま伏せて!」と英二は言って、郁代の腰を抱えるように持ち上げると、郁代を四つん這いにさせ、後背位の体位をとる。
「後ろから撞くね!」
郁代は、四つん這いで淫らに突き出した腰を両手で掴まれ、犯されるように後ろから肉棒を挿入さると思うとそれだけで感じてしまう。
英二は腰を掴むと容赦なく腰を打ち付ける。
パンッパンッ、ジュプッジュプッ
性器同士がぶつかり合う音と、迸る愛液の摩擦の音が部屋中に響き渡る。
バックで郁代を犯しながら、右手を前に廻すと指で郁代のの淫核を転がすように愛撫する。
「あぁぁぁーーっ! ダメぇーーっ! そこはダメーーっ!」
「何がダメなの? 気持ちよくないの?」
「はぁん…クリトリスは感じすぎちゃう! ダメっ! おかしくなっちゃう!」
「もっと乱れていいんだよ…おかしくなってよ! ほら…ここかな?」
英二はなおも郁代の淫核を指で弾きながら犯すように肉棒で突き上げる。
感じた郁代が涎を垂らしながら後ろを振り返り英二の唇を貪る。互いに舌を絡め唾液を吸い合う。
もう郁代も自然と腰が動いている。
英二の力強い腰の動きに合わせるように淫らに艶かしく腰を振っていく。
そして郁代の絶頂が再び近づいてくる。
「はぁん…はぁん…どうかなっちゃいそう…いい! 気持ちいぃ!」
英二も、もう我慢が出来なくなる。
郁代の素晴らしい肢体が淫らに腰を擦り付けてくる。
そして、英二の目の前に繰り広げられている光景…それは…自分の破裂しそうに膨らんだ怒張が郁代の卑猥な割れ目に音を立てながら出入りしている様子。それも生で挿入しているのだ。郁代の中のひだが英二の肉棒に絡み付いてくると同時にグイグイと締め付けた。
「はぁぁん…当たってる…奥に当たるぅ!」
英二はさらに郁代を突き上げる。だんだんと射精感がこみ上げてくる。
「はぁん…えーちゃん もうダメ イキそう! えーちゃんイって!」
郁代は恥じらいを忘れ一匹の雌へと変化していく。それが英二には嬉しい!
「今イってもいいよ!」とグイグイ英二が撞く。
「もうダメ!…イッちゃう!!…イクぅーーっ!!……」

英二もイキたくなる。「フィニッシュは向かい合ってだよ!」と一旦魔羅を抜いて荒い息を吐く郁代をいつものように仰向けにする。

いきり立った肉棒を右手で掴むと、左手で郁代の腰を掴み、脚を開かせ濡れそぼり口をあけている割れ目に一気に突っ込む。
「はぁぁぁーーっ! 入る 凄いっ!…いいっ!」
体位を換えるとまた新たな刺激があるのか、郁代は身体をしなやかに仰け反らせ甲高い悲鳴のような喘ぎを漏らす。
英二はそんな郁代を抱きしめ、口づけし舌を絡め、しばらくじっと挿入感を味わう。郁代のひだが反応よく英二の肉棒に絡み付き、締め付ける。
「あぁー いい! えーちゃんをいっぱい味わえる! 忘れないよ!」
郁代もその時間が気持ちよく、ぎゅっと抱きついて英二の耳にささやく。
英二は舌を乳首にはわせ、乳首を軽く噛むと、抽送にはいる。
始めはゆっくり、次第に早く、中断したかと思うと一気に強く激しく撞く。
それを繰り返しやがて容赦なく、突き上げるスピードを上げていく。
郁代の喘ぎ声が時折止まり、弱くなったかと思うと、また叫ぶように喘ぐ。
やがて。

「はぁん…えーちゃんもうダメ…イキそう!」
「郁代! …イキそう!」
ふたりは互いに激しく動物のように腰をぶつからせる。そのリズムが高揚する。
「はぁはぁ…おねがい! えーちゃん! 一緒に…一緒にイッてー!そのまま…そのままおもいっきり中に出してぇ!」
「あぁいいよー! 中に出だすよ! イクよ!・・・ううっ! イクっ!!」
「いやぁぁーーっ! いいーー! 私もイクぅ! イッちゃうーーっ!! …ああああんっ!」
一際高く、郁代が啼いた――その瞬間、郁代の膣が、ぎゅううっ……とそれまでで一番強く、英二を締め上げる。

英二は郁代の腰をぐっと引き寄せ、思い切り奥まで挿しこみ密着させるとたかまった欲望のままに郁代の中に解き放つ。

   責めに責め責めさいなむや欲情のザーメンぶち込むたぎれる中に

どくっ、どく……と注がれるのに合わせて、郁代が、「あっ、あ!」と膣を震わせる。

   張り詰めた亀頭咥えて奥の襞絡まり震え熱き液受く

奥に吸い込まれていくような感覚に、英二は全てを解き放った後も暫くの間、力を込めて抱きしめそのまま郁代の躰に密着させている。
少し、息の落ち着いてきたところで、英二は郁代との繋がりが切れないように気を付けながら、脚を絡め横抱きにする。
まだ激しく上下する郁代の肩を胸に乗せ、ぎゅっと強く抱きしめ、そのままじっと余韻を楽しむ。郁代の膣がまだ、ときおりうごめき締まる。英二の魔羅もそれにあわせ疼き、うごめく。

   我がリビドーこの身をたくし絶頂の歓喜の中に果てて尽きたり

「すごくよかった! えーちゃんも? この旅は絶対忘れないよ。 躰も絶対忘れないよ!」
「郁代! 好きだ! もう離したくない!」
「うれしい!」

   果てた後余韻にひたる君の顔見ているうちにまたいきり立つ

   果てた後なほも溢れる欲情をすすりとってと腰押し付ける

挿入したまま抱き合ったまま時の流れるのに二人は身を任せていたが、それでも別れの時はやってきた。

   今一度別れを惜しみ手繰り寄せ絡めた指の更にいとしき
   別れ際触れた指先口に寄せ 湿り確かめまた探り入る
   身を離し自分の場所を確かめる 温もりを知り嘆き飲み込む

郁代は、英二を名古屋駅で見送る。
この逢瀬の満ち足りた思いと別れのせつなさとに英二を見送る郁代の目は潤んでいた。
  

        (完)
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