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「官能短歌・性愛短歌・エロ短歌」といわれる色事を主題に啾(な)き疼(うず)く濡れ場を詠んだ愛の和歌とその官能短歌による歌物語
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目覚めると寝過ごしたかという時間になっていて、二人で「頑張りすぎだったよ!」と言い合いながら、急いでシャワーを浴びて、朝食会場に向かった。
3日目は、勝浦観光桟橋9:00発の観光船に乗り、「紀の松島めぐり」にでかけた。
船は、途中「大地くじら浜公園」に寄港する。ここに寄って、後の便で勝浦観光桟橋に戻ることにした。

「大地くじら浜公園」には博物館・海洋水族館・イルカショー・クジラショーなどがあり、 これらを巡り歩いて楽しい時間を過ごした。

「大地くじら浜公園」11:30発で観光桟橋に11:45着。
12時23分に紀伊勝浦発のJR特急 「ワイドビュー南紀6号」に乗車、16時07分に名古屋に着に着く。
列車の中では二人は疲れ果てたのか身を寄せてぐっすりと眠り込んでいた。

名鉄名古屋に移って「特急・ミュースカイ(中部国際空港行)」で「セントレア」に向おうかという話も出たが、郁代が「セントレア」には行ったことがあるということで取りあえず地下街(ユニモール)を二人手をつないであちこちのお店をひやかす。

手をつないでのショーウィンドーショッピング。

  店先で賞味する君後ろで待てば「奥さまも」の声頬赤らめる
  「奥様」と呼ばれ嬉しき笑み漏らす君を賞づる日なほいとほしく
  ショーウィンドー並ぶ二人を映し出す 他人(ひと)には見える恋人以上

食事場所をあれこれ見てちょっと地下街から上がってみると、外に出てすぐのところに、「猪口猪口」という江戸時代の古民家を思わせる雰囲気漂う大人の居酒屋があった。昔ながらのガラス戸や欄間、アンティークな家具が並ぶ店内に個室もある。
ここで食事にするかということで入ってみる。
大人の雰囲気漂う空間を楽しめそうなので、ここにする。料理は「おばんざい」や七厘で焼く「魚」、酒の「珍味」に「蕎麦」を楽しむ。
利き酒セットと生ビールで旅の充実を祝い、枝豆、冷やしトマト、タコと胡瓜の酢の物、鴨ねぎサラダに焼き魚で蕎麦は胡麻だれせいろというメニューになった。
食事しながら英二はこのまま別れるのはやはり辛く残念な気分になる。郁代も同じ気持ちなのだろう。店を出るとぴたっと躰を寄せている。
そこで、タクシーを拾うと、東海地区最大クラスの規模と最新設備のデザインホテル「Love 名古屋」に向かった。
愛し合える大人の非日常的空間をコンセプトにしているホテルという。

平日だというのに混みあっているが、それでも和風の部屋が取れた。

部屋に入るなり英二は荷物も置かないうちに郁代を抱き寄せる。
入口に立ったまま首筋や襟足にキスをしてディープキスに移る。郁代も舌を絡ませる。うなじを舌先で辿られ、責めたてられた郁代の胸が、ぴんっと跳ね上がる。

   襟足にキスをされただけなのにあたしの泉もう溢れてる
   小指さえ絡めるだけで熱くなる 舌絡めたら溶けて無くなる

英二は、荷物を足元に置いたまま、そこで郁代の上着を脱がせ、ブラウスの襟を開き、ブラジャーを押し下げて乳首にもキスし、乳首を舐め回す。
郁代の汗の味がする。
乳首の頂点を、指の腹でくりくりと摘まんでやる。
郁代も英二のなすがままにそれを受け入れ、腰にしがみつくようにして英二の頭を抱え込む。
無言のままで、躰を互いにこすり付けあうような抱擁。
英二の手が郁代の股間に伸び、上からまさぐり擦りつけていたが、上からではもどかしいのか、下を脱がせにかかる。
「ダメ! シァワーが先!」という郁代の言葉を英二は無視して、下はショーツだけの姿にしてしまう。手をショーツの中に差し入れる。
毛を掻き分けるようにして、指を割れ目に添わせて撫ぜあげる。
「あーん、ダメだってばぁー 汗かいてるよぉー!」
郁代の言葉を受け入れる様子も見せず英二は丹念に撫ぜ、やがて指を中に差し入れる。郁代のそこはもう潤っている。
次第に奥へと指を差し入れようとすると郁代が腰を引く。
そこで英二は郁代の腰を抱くようにしゃがみこみ、ショーツを一気に引き下ろす。
「イヤ! ダメー! ね、ダメだってばぁー! シャワー浴びてないんだからー」


   汗ばんだ毛の張り付いた割れ筋は 舐めれば君の味と匂いと

郁代の言葉を無視して英二は顔を寄せ舌を真処に這わせる。シァワーを浴びてないからか汗と交じり合ってちょっとしょっぱく匂いも微かにある。郁代のそこの匂いが英二を興奮させる。
「ひあっ! えーちゃん! はぁ――らっ……めぇっ! は……っ」
英二は郁代の足の間に肩を差し込んで強引に開かせ、舌を中にまで挿入する。
「らめな――のぉ、ひゃうっ! あうっ、いい、んっ! いいぃ…んっ!」
ぐちゅ、ぴちゅ、ちゅぅ――っと音立てて舌をうごめかせる。

   熟れ桃を齧り伝うひとしずくあなたの舌で綺麗に舐めて

「あんっ、あんっ!」と郁代が腰をくねらせる。クンニを暫らく続けるが、立ったままでは苦しいので英二はそのまま郁代を抱え上げるようにして畳に横たえると、そのまま、クンニを続ける。
「ぁぁぁ ぁあ! っはぁ……んっ!」と舐め続けられてその時その時の快感を郁代は声に漏らす。
「ダメって言ったけど気持ちいいでしょ? ……本当はこういうの、ダイスキなんだよね?」 
「えーちゃんのいじわる! …あぁぁ!」 
丹念に両襞を舐め、花びらを口に含み、こねまわし、舌を根元まで差し込み、指でまさぐり、吸い上げて、蜜を飲み込む。
「ひゃあぁ ううううううんっ!!」
一層長い、喘ぎ声につれて、ひくっ、ひくっ、と、英二の舌に郁代の膣が絡みつく。……感じたときには郁代の腰がバウンドする。
「はぁーー! もう、えーちゃん!」と郁代がしがみつく。

一休みして起ちあがろうとする英二を郁代は捕まえて、ベルトに手をかけズボンをおろし、ブリーフも引き下げる。
「こんどは私がしてあげる。もうこんなに猛々しく起ってるよ!」と英二の魔羅をつかむと愛おしげに両手で擦りあげてから口に含む。


   咥えればまた硬くなるあなたとは3ラウンド目を夢にみている

しばらく可愛がってもらうと英二は満足したのか「喉乾いたよ。なんか飲みたい。」という。
「うん」と二人起ちあがると、二人とも下半身は丸出し、英二は上は外出していた服装のまま。その珍奇な姿を見あって呆れた顔で笑い合う。郁代はブラジャーを戻しブラウスの襟を整える。
「ね、そのままの格好でお茶入れてよ。」と英二は言う。
郁代は仕方ないなぁという顔で、あたりに散らかるズボンや下着をたたみ、下半身は裸のままでお湯の用意をする。
その時になって初めて部屋の電灯をつける。
和室の隣にはベットルームがある。


ピンク色の艶めいた照明に郁代の下半身が色香を放つ。

   ふたりして半裸の半身さらけつつ見つめ合いたり艶香の宴(うたげ)

その郁代の姿を眺めていた英二は、郁代の後ろから抱きつき、郁代のお尻の間に魔羅を差し入れ、抱きしめる。触れ合う脚の感触が気持ちよい。
「あーん、ダメ 後でゆっくり して!」
それにかまわず、英二は郁代の腰をつかみ、少し腰を落とさせると後ろから魔羅をゆっくり浅く挿入する。
後ろから犯されるように強引に入れられる魔羅の堅さを感じて郁代は思わず嬉しい思いがこみ上げる。
「えーちゃん! あーん だんだんその気になっちゃうよぉー! 動かしちゃだめだよぉー!」

そうしてじゃれ合っているうちお湯が沸き、コーヒーの香りがたつ。
英二が抽送を中断すると郁代が「ぁ!」と声を上げる。
身を離して、下半身は露出したまま、テーブルに移り、向い合い、見つめ合ってコーヒーを飲む。
「なんだか変態! でもなんだか幸せ!」と郁代が言う。

やがて、テーブルを回って郁代は英二の隣に座り、
「えーちゃんを脱がせていい?」という。
上着をとり、シャツのボタンをはずし、下着を上にたくして、徐々に英二を全裸にしてゆく。
郁代は英二の胸に頬をつけ、胸を撫で、乳首を摘み擦る。そうすると魔羅が動き出しトンと郁代の足を撞く。
「あら! また元気になる!」
「郁代も裸にしちゃおうか」と英二も郁代のブラウスとブラジャーを取り去る。

    ふたりして互いに脱がしたかめあい肌を重ねて悦び求む

郁代の乳首も堅く起っている。英二はふっとそれに息をかける。
「しゃぶってほしい?」
「ううん、このままくっついていたい!」

二人はしばらく全裸でただ抱き合っていた。
「お風呂浴びてから、しようか?」と英二は言って立って行こうとする。郁代もそれについて立ち、湯船に湯を張る間も二人は身を寄せ合ったまま二人で動いている。
それほどくっついていたいのだった。
裸のままなので、少しお湯が溜まったところで一緒に浴槽につかる。
腰上のところまでは湯がある。
向かい合って互いの秘所を探り洗い合う。それから、ふたりは寝転がるように身を伸ばし、向かい合って湯につかる。
やがて肩に届くまでに湯が溜まったところで、英二は郁代を抱いて腰の上に載せ乳首を悪戯しながら、また湯に浸かる。
「うふふ、えーちゃんはオッパイすぎだね!」と郁代もうっとりしている。

湯から上がると、さっとバスタオルで拭って、二人はベットに向かう。
英二が冷たい水を冷蔵庫から出していると、郁代はベットに座って早く来てというように待っている。
「そこで脚開いて、真処も開いて見せて! それで『えーちゃん早く来て!』って言ってみてよ!」と英二は意地悪なことを言う。

    誘うかにM字開脚なお開く喜ぶ君の顔が見たくて

「ほらいつもの笑顔で」と言ったあと突然カメラを取り出す。
気づいた郁代が「あーん!ダメ!タメダョ!」という間もなくフラッシュがたかれている。
英二はカメラをぶら下げて郁代の隣に座り、「ほらこんなきれいに撮れた!」と写真を見せる。

「あーん、恥ずかしいよ! すぐ消して・・・」と郁代がいうのに、「これは記念写真!」と答えて、この旅で撮った写真をモニターに次々に映してみせる。
この旅がどんなに楽しく満ち足りていたかがその写真からもうかがえるのだった。

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