「官能短歌・性愛短歌・エロ短歌」といわれる色事を主題に啾(な)き疼(うず)く濡れ場を詠んだ愛の和歌とその官能短歌による歌物語
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好きだったただそれだけの思い出になぜ身は潤む君を思うと
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「明日ね」というおまえの舌が絡みついてくる午後の踊り場
あふれくる蜜舐めあげて味見して焦らせばさらに溢れいで
暗き中ただひたすらに弄ぶ指に伝わる蜜と歓び